12/28/2009

AKG K272HD 雑感

届いたのでちょっと記録がてらレビューをば

まだバーンインが済んでない状態につき
買ったばかりについて述べています

音場は各所のレビューにある通りやや狭い
DAPやアンプに左右されるという内容ではなく
単純に狭い。完全に脳内定位です。ありがとうございました。
ただ、脳内とはいえ各音域の定位はきっちりとしてブレないので
聴いてて嫌な感じはしない。こじんまりとしつつ明瞭である。
音に包まれる感じは少なからずして、心地良い陶酔感をもたらしてくれます。

定評ある高音域はエージングが進むまでの間はソースによっては
かなりキンキンする。サ行が強烈に刺さる感じ。
サ行を含むシャウト、およびハイハットの強打は辛いものがある。
ただそのポテンシャルは非常に高いことは今のところでも感じてて
上記のような強烈な音以外、例えばバイオリン等の弦楽器や
女性ボーカル(ソプラノ)は非常に艶がありのびやかで美しい音色。
大概にしてこのキンキンはエージングにより丸くなるので今から楽しみです。

分解能は高く、一音一音が非常に鮮明。このレベルの製品が2万未満で
入手できると思うと良い時代になったなと感じます。

総じて言うと、かなり良い製品だと思います。
自分はSONYのMDR-Z900からの移行ですが、違和感は感じませんでしたし
確実にレベルは上ったなと感じました。

比較論で言えば、このK272HDは低音の出が弱いと言われがちですが
ブーミーじゃないだけで、実はかなりしっかりと張りのある良い音が出ています。
密閉型にしてはこもらず鳴るタイプですので、ボワつかない=低音弱いと
短絡的に見られてるんじゃないかなと思います。ただブラストビートのような
バスドラも高速で打ち鳴らされるようなところだとメリハリは感じますが
ちょっとパワー不足を感じました。かなり極端な例な気はしていますが
その極端さをもって「ちょっと弱いかな」と感じる程度で
同価格帯の製品、またはドンシャリで定評のあるMDR-Z900と比べて
弱い=劣るかと言えばNOでした。出方が違うだけです。
MDR-Z900はブーストしてる感じでブーミーさがあり、K272HDはメリハリを重視した感じ。
しつこくこもらないのでキレを感じる分、より音の見通しがよくなります。

まあ、好みがあるのでなんとも言えませんが、ブーミーさもなかなか良いんですけどね。ノリが良くて。
ただキレがなくなりがちで、こもるせいか他の音が埋もれてしまうのが私的にあまり好きではないので
K272HDの傾向は好きです。こちらはこちらで小気味良いノリがあり聴いていて楽しい。

ジャンルはソツなく何でもこなせると思いますが、私はブルースかオーケストリックな曲をオススメします。
EPICAなんかは十八番な感じがしました。

12/24/2009

AKG K272HD発注

年内に届くかなぁ
勇気をもって発注しちゃったよ
サウンドハウスで17800円
自力で輸入するのにちょっと毛の生えた程度
Fedex使うこと考えると少し安いくらいかも

ビックカメラだと33800円というヒドい値段だった
輸入代理店が悪さしとるな けしからん
(ビックは悪くないと思うよ)
ていうか、けいおんのせいでAKGの値段ばかみたいに釣上がってる
最悪

12/18/2009

ポータブルアンプの価値について

一考

まずポタアンの主な市場は海外です
国内ではまだまだ極小規模
なぜならば 日本では必要とされるケースがあまり多くないから
それはなぜか
ポタアンにはいくつかの目的があります
うち主目的といえる部分 それはプレイヤの出力不足を補うというものです
ついで内蔵される低品質なアンプ回路を避け高品質なアンプに処理を委ね音質を改善すること
アンプに依る音質的個性を楽しむというのもあります

国内で流通するイヤホンおよびヘッドホンの大半は低インピーダンスで低い出力でも十分な音量で駆動します
ですが欧米仕様のものはインピーダンスが高く
そのままでは音がうまく鳴りません(非常に小さな音になります)
欧米の人は、お気に入りの良いヘッドホンで音楽を聴きたいと思うと出力の低い
ヘッドホンの中からお気に入りを探すか、低出力なIPOD等を諦めるしかない

そこでポタアンの出番です
ラインインで入力を受け 増幅することで
概ね300Ωまでのヘッドホンやイヤホンの本来の性能を引き出せます
インピーダンス=音質ではありませんが
国内製品のうち高級機やプロ用機材は100Ω未満のものが
海外製品では高品質なものの中には100以上300Ω以内のものが多いです
それらのポテンシャルを引き出すには出力を稼ぐためにアンプが要るというわけです
ただしポータブルプレイヤ自体も、それを求める多くの人も、そんな機材を使う想定をしていません
そこまでの投資より 入手しやすい民生モデルで機材をそろえます。
その人たちにはアンプはあまり意味のある存在ではありません。
逆に良いヘッドホンを知る人にはプレイヤ直刺しはあまり価値がないと言えます
音質や音量が頭打ちになる 音が歪む ノイズのほうが目立つと嫌なことが多いです
それを解消するのがアンプというわけです

12/14/2009

MP3とApple Lossless(またはFLAC)

それなりの環境で聴き比べてみました。
FLACとApple Losslessは可逆圧縮です
MP3は非可逆。


FLACとLosslessは音質に違いは感じられず(こちらは据置き機で確認)。

MP3とLosslessについてはipodとアンプで確認。
MP3はlameでエンコードしました。オプションは-V0 -m a でエンコード。
高音の伸び具合に若干違いがありました。ハイハットやソプラノチックな女性ボーカルでは限界点に違いが見られます。
低音に関しては空気感にほんのりとした違いを感じました。
Lossless最強!と大騒ぎする程の劇的な差はうまれず。容量と天秤にかけるとMP3のが使い勝手は良し。
そもそもipod側で再生可能周波数域が大したことない以上、劇的に変化するかったらそうじゃないですよね。
128kbpsくらいのmp3やCBRエンコでジョイントステレオ無し256kbpsくらいのソースと比べたらまるで違いますけど。
パソコンで管理するならFLACがオススメです汎用性があるので。あえてipodでLosslessで聴くか?と言えばプラセボは大事なので
「良いソースで聴いてるんだ!」って納得できて少しでも良く聴こえるならやる価値あり。
どんなにいいヘッドホンでもアンプでもipodの性能は越えないので聴こえない音が聴こえるようにはなりません。
音の性格はヘッドホン依存です。フォーマットの違いは微々たるものすぎて考慮に値しないと言えます(今回の検証では)。
性質がかわるほど低ビットレートならいざしらず、音質重視ならば何気なく聴いてるぶんにはさっぱり違いがわかりません。
集中して粗さがしをして見付かる程度のものでした。ブラインドテストで判別つくかは正直自信がないです。
実質itunesでしかまともに使えないlosslessよりもマルチプラットフォームでエンコーダデコーダともに入手しやすいFLACで管理し
必要に応じてMP3変換するのが扱い易いんじゃないかなと思います。

私は膨大なライブラリをLossless化してipodの貴重な領域を大量消費するかと言えば…正直やりたくないです。
劇的な変化があればやってもいいんですけどね。

ちなみに据置き機のUSB DACから据置きアンプへという構成だと全体的な音の厚みが違いました。
背景がボヤけるMP3に対してFLACやLosslessはCDとほとんどかわらないです。

12/12/2009

携帯から投稿

ちょっとテスト

ヘッドホンアンプとipod

今の構成はこんなかんじ、ケーブルはオヤイデ、ヘッドホンはMDR-Z900 まさにプアオーディオ。ロスレスじゃなくてMP3再生っていうね。 ロスレスも良いんだけど母艦の性能考えるとHDDの容量不足で入れたり消したり管理が大変なんだわ。

12/08/2009

penguin amp 買いました

headphone ampにハマりまくってる今日このごろ
fiio E5を買ったのがきっかけでした。
ステップアップを考え下記を購入
http://www.penguinamp.com/

WSKY Bluetooth 5.0 トランスミッター レシーバー買いました

安くレシーバーモードでapt-x HDが使えるものというと非常に限られますが そのなかで高音質と評判のよかったものをということで購入しました。 音質は安いなりですね、apt-x HDで接続されている状態でも元がなんであれ痩せた音になります。 SBSにしか対応していない...